2011/12/01

日本のテレビがカットしたブータン国王の演説

フランシスコの大麻解放日記より転載

ブータン国王の演説が話題になったけど。テレビで編集されて流された映像では、スピーチの多くの重要な部分が削られてしまっていた。しかし逆に、そのカットされた部分を見ると「どういう事を国民に知らせたくなかったのか?」が見えてくる。


以下、テレビの編集でカットされた部分(国会中継の同時通訳を参照)

「世界史において、かくも傑出し、重要性を持つ日本」

「ブータン国民は、常に日本に強い愛着の心を持ち、何十年もの間、偉大な日本の成功を心から分かち合ってきました」

「日本は、当時外国の植民地であったアジアに自信と進むべき道への自覚をもたらし、以降、日本に続いて世界経済の最前線に躍り出た数多くのアジアの国々に希望を与えてきました」

「日本は、過去においても現代においても、世界のリーダーであり続けます」 

「このグローバル化した世界において日本は、技術と革新の力、勤勉と献身、強固で伝統的な価値における模範であり、これまで以上にリーダーにふさわしいのです」

第二次世界大戦の歴史を筆頭に、日本人は自国の歴史に自信を持てないように教育され、外国にのっとられているも同然のマスメディアもそれに追い打ちをかけるような報道を行っている現実。


まとめると

日本は現在、世界史をつくる上で極めて重要な位置にいる。過去にはアジアの国々を植民地状態から解放し、自信と希望を与えてくれた。日本は伝統的な価値における模範であり、世界のリーダーにふさわしい。
とブータンの国王が思っている、ということを日本国民には知らせたくなかったのです。